福島県広野町産の榧加工

先日、福島県広野町でお譲りいただいた榧(かや)

工房に持ち込み、まずは材料の確認からスタートです。

坂本木材店 坂本さんに、ある程度のサイズまで捌いていただいたので、確認もスムーズです。

今回、「ひろのウクレレプロジェクト」と題し、この広野産の榧を使いウクレレを製作する事となりました。

これも、縁を繋いでいただいた、写真家 八木 香保里さんぷらっとあっと 館長、青木さんのおかげです。本当にありがとうございます。

貴重な機会ですので、楽しんで製作させていただきます。

まずは、サンプルモデルの製作に取りかかります。

材料に入った割れを確認し、ウクレレの表&裏甲、胴甲と、材料を振り分けていきます。

使える部分を無駄にしないように製材していきます。昇降盤でカットし、さらに一定の厚みに仕上げます。

中もきれいな榧でした。割れの部分も端だけでしたので、歩留まりも問題ありません。

ウクレレサイズを確認し、さらにカットします。

材料のサイズが様々なので、今回は3種類のサイズを製作する予定です。セットになる材料に番号を振ります。

さらに、接着面の処理を施し、あとは表&裏甲の接ぎ合わせ作業です。

接ぎ合わせ作業は美紀さんにお任せします。接着作業は得意な様ですので安心です。

作業中に出た端材も貴重なので、しっかりと保管します。広野町でのワークショップなどで利用できたら良いなと考えています。

もう少し時間がかかりますが、完成が楽しみです。

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